森の図書室

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森の秘密

木の葉はなぜ緑色なの

木の葉が緑色なのは、葉緑素(ようりょくそ)という緑色の色のもとが、葉にたくさんあるためです。

葉緑素は、葉のほか、くき、花にもあります。

生物のからだは、細胞(さいぼう)という小さなものが集まってできています。植物の細胞の中には、葉緑体という小さなふくろがあり、葉緑素はこの中にあります。

花が緑色でないのは、花には赤や黄色や青などの、葉緑素以外の色のもともあるからです。また、緑色ではない葉もあります。たとえばアカジソの葉は、むらさき色です。アカジソの葉には、葉緑素のほかに赤い色のもとがあるからです。

葉緑体は、栄養を作り出す工場のようなものです。葉緑体の中では、水が酸素(さんそ)と水素(すいそ)に分解(ぶんかい)されます。水の小さなつぶは、酸素のつぶと水素のつぶからできているのです。

そして、水を分解して取り出した水素と、葉から取り入れた二酸化炭素(にさんかたんそ)から、でんぷんや糖(とう)などの栄養がつくられます。

緑色の葉緑体の中では、このようなことが行われているのです。これは植物にとって、最も大切なはたらきといえます。

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