森の図書室

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森の秘密

木の種類によって二酸化炭素(にさんかたんそ)をすいこむ量は違うの

がいます。木が二酸化炭素(にさんかたんそ)をすいこむ量は、種類だけではなく、木の高さや幹(みき)の太さ、生えている場所、そして気候などによってもちがってきます。幹が太い木には、背(せ)の高い木が多く、そうした木は、二酸化炭素をすいこむ量も大きくなります。

木の種類ごとの二酸化炭素をすいこむ量の違いは、大きく次の3つのグループに分けることができます。

サクラやイチョウなど、秋になると葉を落とす木(落葉広葉樹(らくようこうようじゅ))とマツのなかま。

クスノキなど、冬も緑の葉をつけたままの木(常緑広葉樹(じょうりょくこうようじゅ))と、ヒノキやスギなど、マツ以外の針葉樹(しんようじゅ)(葉がとがっている木)。

アジサイなど、生長しても高さ3メートル以下の中低木。

グループごとに、およその二酸化炭素をすいこむ量がわかっています。このサイトの中の「木の観察・実験研究室」の「木がすいこむ二酸化炭素(にさんかたんそ)はどれくらい?」を見てみましょう。

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