木の実験・観察
研究室
木はどんな性質(せいしつ)をもっているのかな?
かんたんにできる観察から、楽しい実験まで、
きみの興味(きょうみ)に合わせてやってみよう!
庭、学校、公園、林…、木を見つけて、葉を見てみよう。
大きさも形もいろいろあるね。図かんで名前を調べたり、インターネットで検索(けんさく)してみよう。これまで知らなかったような性質(せいしつ)がわかるかもしれないよ。
デジカメで写真をとったり、スケッチして、ノートにまとめてみよう。
- 木をさがしに出かけるときは、おうちの人にことわり、できるだけ大人といっしょに行こう。
- 草木のしげった場所に入るときは、長そで長ズボンにし、はだをなるべく出さないようにすること。
- きけんな場所には、ぜったいに近づかないこと。
- 毒(どく)のある生き物や植物をさわったり、近づいたりしないこと。
- 野の山の植物にむやみにふれたり、口に入れたりしないこと。
- 植物などにふれた手で目や顔をさわらないようにし、家に帰ったら、かならず手をよくあらうこと。
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ヤツデ
たいへん大きくてあつみがある葉。名前は「八つ手」だが、8ではなく、7、9など奇数にさけている。
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スギ
はりのようにとがった葉が、ならんで生える。1年中緑色で、秋にまとまって落ちることはない。
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マツ
細くとがった葉2~5まいが、たばになって生える。1年中緑色で、秋にまとまって落ちることはない。
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カシワ
大きな葉で、先の方が広い。ふちにそって、丸っこいぎざぎざがある。秋になると茶色くなる。
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イロハモミジ
葉は、切りこみがあり、先が5~9に分かれている。秋になると、赤く色づき、散る。
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プラタナス
平たい葉で、秋に黄色く色づく。プラタナスとは、スズカケノキのなかまの名前。
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カキ
つけ根から先までまっすぐなすじ(葉脈)があり、その左右にも葉脈が広がる。秋に赤く色づく。
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ビワ
長さ20cmくらいになる細長い葉。あつくてかたい。表面は、葉のすじ(葉脈)ごとに波打っている。
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サンショウ
先に1まいと、両わきに10~18まいの小さい葉(小葉)がつく。つけ根にはとげがある。サンショウの木には、おすの木とめすの木がある。
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イチョウ
おうぎ形で、先が2つにわれている。つけ根から葉の先までまっすぐにすじ(葉脈)がのびていて、ほかの木の葉には見られない形をしている。イチョウの木には、おすの木とめすの木がある。
まとめ方の例
高くなる木、枝(えだ)を横に広げる木など、いろいろな木がある。葉の形もいろいろある。
秋に色の変わる葉、落ちてしまう葉もある。それぞれの木が、自分のくらしに合った葉をつけている。