ご近所登山って?
ご近所登山の魅力は、何と言っても気軽さ。本格的な装備なんてなくても、ひょいっと身軽&手軽に、日常から非日常へ旅ができちゃうことです。でも、やっぱり相手は自然。
安全のために、最低限の準備はしておきましょう。いまは登山ブームだから、ウェアやグッズの種類もいっぱい。お気に入りのブランドを身に着けて、オシャレに登山を楽しむのもアリですね。
すぐには思い出せない。
そんな人におすすめしたい「ご近所登山」。
日帰りで楽しむ、気軽な登山です。
癒しの自然やおいしい空気。
そしてゆっくり歩くこと、
ときには立ち止まることの大切さ。
山はそんなことを教えてくれる
日々のすぐ近くにある、非日常の空間です。
さあ、日常を抜け出して、ちょっとそこまで。
ご近所登山。
ご近所登山の魅力は、何と言っても気軽さ。本格的な装備なんてなくても、ひょいっと身軽&手軽に、日常から非日常へ旅ができちゃうことです。でも、やっぱり相手は自然。
安全のために、最低限の準備はしておきましょう。いまは登山ブームだから、ウェアやグッズの種類もいっぱい。お気に入りのブランドを身に着けて、オシャレに登山を楽しむのもアリですね。
目指す山までの交通手段、登山の往復にかかるだいたいの時間をwebサイトなどでチェックしましょう。オススメは、朝早く出発してお昼までに登り終えること。高い樹のある山は、夕方になると暗くて危険。また、交通手段も少なくなることがあります。注意しましょう。
本格的でなくても、動きやすい服装はマスト! 春から秋は、トゲのある植物や虫もいるので、長袖長ズボンが安心。汗をかいたとき用に、着替えも忘れずに。山は天気が変わりやすいので、レインウェアがあるとよりgood。靴は、歩きやすさはもちろん、足首が固定できて靴底が厚いものだと疲れにくいですよ。帽子やサングラスもあるとより安心で快適。
両手が自由になるようリュックは必須。揺れないように紐をギュッと縮めると、歩くのがラクに。タオル、手袋、ファーストエイドキットも忘れずに。水分は1.5~2Lは持って、こまめに飲みましょう。登ってからのお楽しみ、お弁当もしっかり用意。途中で休憩するときの飴やチョコなどの糖分も持っておきたいところ。ゴミを持ち帰るゴミ袋も必需品です。
いつもより少し早起きして、見晴台や頂上までのルートと時間を確認。お昼頃に辿り着けるように山頂を目指しましょう。
朝露で岩が濡れていたり、ぬかるみもあるので足元には気をつけましょう。
マイペースが大切。
少し山道に慣れてきた頃、ふと見上げると木漏れ日から見える光。
耳を澄ませば、鳥の鳴き声や揺れる木々の音。大きく息を吸えば樹木や草、土のにおい。
ついつい歩みが早くなりそうですが「まだ先は長いぞ」とガマンも大事。
その瞬間のその色を、思い出とともに写真に切り取るのもおすすめです。空を見上げたり、時にはしゃがんで切り株や草花を撮ったり。いろいろな光や構図を試して、いつもと違う視点で自然を見つめてみましょう。初めて見る友人の表情が撮れるかもしれません。
同じ歩幅、同じスピードでペースを守ってきたけれど、急ぎすぎはもったいないので、休憩も時々入れましょう。しっかり水分補給してお菓子を食べ、タオルで汗を拭く。ほっと一息、目を閉じて耳をすませば、歩いている時には聴こえなかった音が聴こえてくるでしょう。力もまた湧いてきたところで、さあ再出発!
目的地まであと少し。疲れてきて足元しか見ていなかったけれど、顔を上げると、植物も景色も風もどこか違うのを感じられるでしょう。気持ちがはやるけれど落ち着いて、あともう一息。
目的地に到着し、ぱあっと目の前が開ける。そこには、雄大な景観と自分の足で登りきった達成感。
そうそう、登山ってこの感じ。思わず口元が緩んでしまうでしょう。
この景色と別れるのは名残惜しいけれど、さあ、下山も楽しみましょう。
同じルートでも、視点が違うと見えるものが変わるもの。時間とともに変化する自然の表情も面白い。普段とは違う運動で、思った以上に体も疲れているから、下りの坂道や階段では足元に気をつけましょう。ケーブルカーなどを使って下山するのも一つの手。
麓にある神社やお茶屋、温泉施設などを楽しむのも登山の醍醐味。温泉で汗を流し、ほてった体に冷たいドリンクを流し込む。最高に気持ちよく沁みわたります。お土産を買ったり、夕飯を食べたり…、出会った山をぎゅぎゅっと味わいつくせば、思い出も倍増間違いなし。
※ご近所登山は新型コロナウイルス感染症対策を万全に行ったうえでお楽しみください。
※準備を整え、山ごとに定められたルールをきちんと守って登山に臨みましょう。
また、体調や安全にも十分注意し、危険な場所や行為を避けて楽しみましょう。