森の図書室

森について、木について、
知ってほしいことが、たくさんあります。

森と環境

日本の木を使おう!

日本は、世界第2位の森林大国(しんりんたいこく)※です。

でも、その中には手入れされていない森がたくさんあります。日本の森には木材として利用できるくらい成長している木がたくさんありますが、きられることなくそのまま放置されているのです。木をきりすぎることは良くありませんが、木をきらないのも森のためになりません。

木をきって木材として役立てる。きったあとには木を植えて、何十年もかけて育てて、また木材として活用する。その循環をつくり、守ることで、森は健やかな環境を保つことができます。

今の日本の森はもっと「木をきって、使う」必要がある、そう覚えてください。では、木をきったら、どう使えばいいでしょうか?

例えば、日本の木で家をつくる、ビルの内装を日本の木で演出する、家具やおもちゃも日本の木でつくる、今まで木を使っていなかったモノも日本の木を使ってつくってみる。

みなさんも、木でできたモノを見たら「これは日本の木を使っているのかな?」と気にしてみてください。

※出典:FAO世界森林資源評価2015より農林水産省作成。
日本の森林率は約70%。森林率とは陸地面積に対する森林面積の割合

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