森の図書室

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母の日はカーネーション。では、父の日に贈る花は?

きっと、思いうかばないヒトが多いよね。あまり知られていないけど、

日本の父の日は「黄色いバラ」なんだ。

まず、なぜバラなのかを説明するね。

1960年代のアメリカに幼い頃にお母さんを亡くし、お父さんに育てられた女性がいたんだ。その人が、母の日があるなら父の日があるべきだと考えて父の日を提唱し、社会に働きかけたことで、1972年のアメリカで父の日が制定されたんだ。その女性がお父さんのお墓に白いバラを供えたことから、アメリカではお父さんがなくなっている場合は「白いバラ」、健在なら「赤いバラ」を贈るようになったんだって。

では次になぜ日本の父の日が「黄色いバラ」になったのか。それは、イギリスで黄色は身を守る色とされていて、そこから大切なお父さんの無事を祈る色として父の日のイメージカラーになったんだって。

「黄色いバラ」の花言葉には「友情」や「献身」のほかに「嫉妬」や「別れよう」という意味があるから、“お父さんの身を守る色”という由来を伝えたほうがよいかもね!