森の図書室

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森と暮らし

被災地を、緑の土地にする「希望の芝」

東日本大震災で津波の被害を受けた土地は、海の塩分が土壌に残り、植物の生育がむずかしいことが分かりました。
そこで、その土壌でも育つ農作物を探して芝が適しているということで植えられました。
潮に強い「ウィンターフィールド」と、一般的な野芝と比べて初期の生育が良く乾燥に強い「アビソンフィールド」という2つの品種を育てています。すでに被災地に植えられ、順調に成長していることが確認されています。
被災地を、芝の生産地に変えることができる、まさに「希望の芝」。

被害の大きかった沿岸部が、あおあおとした緑の土地としてよみがえるだけではなく、東北の新しい産業になり復興の足がかりになることが期待されています。

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